セールスコピーでの気を惹くヘッドラインの作り方
あなたは、広告を見ている人の60%がヘッドラインしか読んでいない事を
ご存知でしょうか?
人は「興味を引くワード」に目が留まらない限り
ザックリとしか本文を読みません。
つまり、あなたがどれほど頑張って
セールスコピーやセールスレターを書いたとしても
それを目にした6割の人が最初の数ワードしか読んでいないのです。
「広告の父」と呼ばれるデイヴィット・オグルヴィ氏は
「ヘッドラインで商品が売れなければ広告費の90%が無駄になる」と言っています。
デイヴィット・オグルヴィ
では、どうしたら読み手の注意を惹き付けるような
セールスコピーを書くことができるでしょうか。
それは、読み手の目に一番留まりやすい場所、
つまりヘッドラインに最大のメリットを入れる事です。
たとえば、セールスライターとして起業を考えている人向けに
セミナーの案内広告を書いているとします。
悪い例
「インターネットの普及が凄まじい昨今、セールスライターは引く手あまたの職業です。」
よい例
「たった一件のセールスコピーでエリートサラリーマンの平均年収を上回るほどの報酬を稼ぎ出す、セールスライターという職業にあなたは興味ありませんか?」
セールスライターになって稼ぎたいと思っている人にとって
「引く手あまたの職業」という表現は
「これから需要がある職業です」という興味深い言葉で綴られているものの
抽象的すぎてイメージが浮かびません。
一方、
「エリートサラリーマンの平均年収を上回るほどの報酬」という表現は
より具体的で鮮明です。
悪い例
「当店自慢のおいしいステーキをぜひ試食してください」
よい例
「肉好きのみなさんへ。180gの松坂牛サーロインに食らいつこう。もちろん無料!」
どうです?
「松坂牛」という超高級ブランドで気を引き、しかも無料で食べられるという
この店が果たすメリットがとてもわかりやすく表現されています。
このように、最大のメリットをヘッドラインに組み入れるで事で、
読み手の心を惹き付ける事ができます。