セールスコピーのヘッドラインの書き方(サンプル)
セールスコピーには
上手いヘッドラインやヘッドコピーが必ずあります。
ヘッドラインとはセールスコピー(セールスレター)でいえば
“見出し”にあたる部分で、
キャッチコピーやヘッドコピーとも言います。
どんなヘッドラインを謳い、何を訴えるかがとても重要になるのですが
飛び込みのセールスマンを思い浮かべると
結構解りやすいと思います。
強者(つわもの)のセールスマンは
玄関のチャイムを鳴らし、相手がドアを開けた瞬間、素早くその隙間に足をねじ込む。
感じのいい挨拶を二言三言交わすと、あっという間に相手の警戒心を和らげ、興味を引き、
この話は聞いてよかったと思わせる内容を手短に伝える・・・・
この「相手がドアを開けた瞬間、素早くその隙間に足をねじ込む」ところが
まさにヘッドラインです。
このわずかな時間のやり取りは
Webサイトの場合でも全く同じ流れになります。
セールスコピーヘッドラインをどんなふうに書いたらいいのか
ここでいくつかヘッドラインの用例(サンプル)を記しておきますね。
■ 君に○○○は無理だと言われたけれど、できたんです。
このヘッドラインの効果は同情や哀惜の心情を揺さぶるところにあります。
肉体的なハンディキャップや人をからかうようなあざけりに対する「成功物語」に人は惹き付けられます。
例:ストラトキャスター片手に椅子に座ったら
みんなが笑い始めたけれど「レイラ」のリフを奏でた瞬間もう笑う人はいませんでした。
例:キャビンアテンダントに英語で話しかけられると彼女がニヤニヤ笑っていました。
でも僕が「Is there coffee or tea?」と答えると彼女は目を丸くしたんです。
- あなたがもし○○なら○○しなければなりません。
この「あなたが○○なら」という言い方は狙う相手を絞ったヘッドラインです。
このヘッドラインの効果は、今まで気にしていなかったことや、誤解をしていたことに「反論」し
危機感をもたらせるところにあります。
例:多少の貯えは持っているからお葬式費用は大丈夫・・・
もし、あなたがそう思っていらっしゃるのであれば“万一の時”、次のような“損失”を覚悟しなければなりません。
- あなたが○○なら○○できます。
このヘッドラインも狙う相手を絞ったヘッドラインです。
例:年間走行距離3000㎞以下の方でしたら自動車保険料が20%節約できます。
例:あなたが月に3回以上の海外出張をされる方なら
エミレーツ航空のファーストクラスのエアチケットをゲットできるチャンスです!
- 警告!○○○・・・
問題解決型セールスコピーでヘッドラインに「警告」を入れると
読み手の目を惹き、とても強力なインパクトを与えます。
例:警告!その育毛剤“最悪のやり方”です。
例:警告!あなたの大切な資産が今世界中の○○から詐取されようとしています。
このように相手の気を惹くヘッドラインを本文の前に記せば
「相手が玄関のドアを開けた瞬間、足をねじ込む」事ができます。